2012.08.16 Thursday 13:55

母の初盆

 認知症が少しすすんで
足腰が弱くなって歩けなくなったとき
自分の親をホームに入れることの
後ろめたさと、親を預ける情けないさで
いっぱいだった。せめて淋しくないようにと
相部屋にした。ある日「娘時代の話があえへん
から、みんなと同じ部屋はいやや・・」と母が。
個室にしたら安心して穏やかな表情に
なったかわり、ベッドから落ちても誰も来ない・・
バリアフリーでない入口で車いすから
転倒したりと2年の間に怪我が3度!
(口の中も切ったし、顔にあざ)
あげくに風邪をほったらかしにされて
肺炎になり救急車で病院へ。頭にきた
私は、その日のうちに母の荷物を
全部車に運んでホームを出た。
慎重に選んだグループホームは
本当に良かった。介護士さんたちも
みんなやさしかった。ケアも行き届いて
母はいつも幸せそうだった。でも
「また、うちに帰りたい」
嚥下ができなくなってからは、危険だったので
うちへ連れてかえれなくなったのだ。
私が替える時に、いつも手を振ってくれた
さびしそうな笑顔だったね。
初盆で小さな船を甥と姪たちが流してくれた。
私は、うちで見送ることにした。
そのお盆の15日、大学病院の先生から
「手術の日が決まりましたよ」
何もお盆の日に連絡しなくてもいいのにさ。
母の小さな船

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